⚙️開発環境準備

Internet ComputerのCanister上で動作するDappsを開発するための環境を準備します。

Internet Computerでは、Dappsの開発言語としてMotoko、Rust、JavaScript/TypeScript、Pythonなどいくつかありますが、このドキュメントではRust言語を使って開発する前提で進めていきます。

手順はWSL (Windows Subsystem for Linux)上のUbuntu 24.04 LTSを想定したものですので、ご使用の環境によって違いがある場合は適宜読み替えてください。

1. SDKインストール

まず、dfxコマンドなど開発に必要なツールをインストールします。

https://internetcomputer.org/docs/current/developer-docs/setup/install/

$ sh -ci "$(curl -fsSL https://internetcomputer.org/install.sh)"

2. Rustインストール

このドキュメントでは、Rust言語で開発する想定で説明します。

Rust言語は、Rust公式サイトを参考にインストールするとよいでしょう。

$ curl --proto '=https' --tlsv1.2 -sSf https://sh.rustup.rs | sh

セットアップ後はコマンドにパスが通っていないため、一度ターミナルを終了して起動し直すなど必要な場合があります。

rustcコマンドが通っていればOKです。

$ rustc --version
rustc 1.77.2 (25ef9e3d8 2024-04-09)

wasm

$ rustup target add wasm32-unknown-unknown

3. build-essentialインストール

ビルドの際にcmake等が必要となるので、build-essentialをインストールしておきます。

$ sudo apt install build-essential

4. エディタ

Visual Studio Codeなどを利用すると便利かもしれません。

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